品よく構える藍色の雲間から顔を出す涼やかな季節を物語る花笑み...。遠目にもパッと目を引くその花笑みは、ほんのりと優しく染まり、さり気ない刺繍で表情をつくって麗しく薫り立つクレマチスや朝顔、菊。その美しさを引き立て奥行きを生む竹垣や雲にも拍手を送りたくなる、単衣薄物千總謹製落款正絹色留袖でございます。室町時代、京都室町三条にて法衣装束商として創業した「千總」、遠祖は奈良の宮大工で、春日大社の例祭に威儀物を毎年製作し奉納していた。弘治元年に宮大工をやめて法衣装束商の暖簾を掲げ、東本願寺御用をはじめ、多くの顧客を得て、御装束師として商いを確立。そんな歴史ある「千總」が生み出すのは、養蚕農家や織元とつくり上げるこだわりの白生地、正統な文様、品格ある色彩感覚に熟達した染めや繍い、すべてが統率された最高峰のきもの。三ッ紋を備えた一枚は、後身頃の腰下・肩周り・袖等にヤケ、衿擦れがございますが、それらをものともせずに“涼やかな季節を物語る花笑みたち”から目が離せません。体に沿うように馴染み良い“手縫い仕立て”の味が自然と美しい着姿を演出し、肌当たりのやわらかい“正絹”素材で着心地の良さもお約束。単衣の季節に“雲間から顔を出す涼やかな季節を物語る花笑み”を迎えて大切なお慶びの日を彩りましょう。採寸表身丈 ： 163cm（肩から）裄 ： 66.5cm肩巾 ： 31.5cm袖巾 ： 35cm袖丈 ： 47.5cm前巾 ： 25cm後巾 ： 30.5cm素材 ： 正絹(単衣)折代 ： 身丈(内揚げ 前7.5cm・後7.5cm) 裄(身頃側：2cm・袖側：1cm) 袖丈(6cm)留袖はこちら❁　#tomihisa留袖単衣着物はこちら❁　#tomihisa単衣着物tomihisaのお着物はこちらから❁　#tomihisa