撮影の為に組み立てたのみ飾る場所が無く押入れに保管しておりました。ガラスケースサイズ横幅43×奥行39×高さ68.5cm【武蔵朔太郎作】経済産業大臣指定の伝統工芸士・武蔵朔太郎作の鎧飾りです。古くから日本に伝えられてきた草木染め。その代表的な萌黄色を何色にも染め上げ、裾濃威で仕上げたのがこの萌黄裾濃大鎧です。裾濃威とは、裾に向かって濃い色で威して編んでいく技法のことで、だんだん色が変化する美しいグラデーションが特徴です。萌黄色を威糸や忍び緒に使用し、赤・金色との組み合わせで、華やかな雰囲気の五月飾りです。正絹糸威褄取鎧。小型の7号サイズの鎧飾りです。威し糸は正絹糸を使用。高級感のある萌黄糸に金の小札(こざね)が映えます。萌黄色を基本にして、袖や裾の片側に三角形に色糸で褄(つま)をとり、おしゃれさを強調しています。萌黄裾濃（もえぎすそご）という伝統的な糸の配色で構成されたこちらの兜、「裾濃（すそご）」とは、糸の色目が下段になるほど濃くなるということです。「萌黄（もえぎ）」という、端午の節句を迎える新緑の季節にふさわしく、男の子の健やかな成長や生命力を想起させる爽やかで手の込んだ作品ですガラス製ケースセットです。枠は木製、美しい黒塗りが施されています。