数多くある出品のなかから、当ショップをご覧いただきありがとうございます。【概要】グロビデンス（Globidens）の顎の化石です。グロビデンスはモササウルス亜科に属し、球状の丸い歯が特徴です。硬い物をみ砕くのに適した形状であり、アンモナイトや亀などの硬い生物を捕食していたと考えられています。モササウルスのような鋭い牙では、硬い物にみつくと歯先が欠けてしまうのです。グロビデンスはモササウルスの仲間ですが、その化石標本は極めて少なく、国内では牙1～2本の化石が出品されているだけです。モササウルスの化石が比較的に流通している一方、グロビデンスは『手に入らない化石』と言っても過言ではありません。今回のお品は顎に歯列、しかも生え変わり途中の歯も確認できる化石です。本来、アメリカなど『化石市場の上流』に流れる化石であり、当ショップのネットワークだからこそ、初めて取り扱える化石です！【詳細】産地：モロッコ 年代：白亜紀後期（7000年前）大きさ：（大きい方）長さ31.5cm（小さい方）長さ24.5cm重量：858グラム（2本の合計）【入手経緯】モロッコ現地で恐竜等の発掘を行う化石ディーラーから直接、譲ってもらった化石です。世界市場にも出回らないグロビデンス、何とか日本に取り寄せました。日本国内の化石ショップでは見ません！【状態】年代を考慮すると、保存状態は良好です。なお、数か所にヒビやカケ、補修痕があります。※なお、古代の化石が完全体で産出するのは極めて稀であり、ある程度のリコンストラクション、リペアー、ペイント等が行われています。通常の範囲としてお考え下さい。【特徴】・歯列のある顎骨・生え変わり途中の牙・等間隔にあるオトガイ孔の穴（神経や血管の通る穴）これほどの特徴を備えたグロビデンスは、門外不出、日本には入ってきません。しかも2本セット！独特の形状の牙を見ていると、目が離せません。恐竜の化石はロマンなのです！また、顎骨を母岩から摘出するのは非常に困難な作業であり、携わった古生物学者の力量にも感嘆します。この機会を逃すと、モロッコの化石ディーラーに直接、お願いするしかありません！これが生涯最後のチャンス、ご購入をお急ぎください。