蒸気機関車 ー 明治の初めに ”汽笛一声新橋を・・・” で登場して以来90余年間、何かにつけて人々の ”足” として愛され続けたカマも、残す数年でその姿を消す運命にあるが、時の流れ、時代の変化による進展の為の消失とはいえ、さびしさを感じずにはいられない・・・約100年に渡るその活躍が他に変えることの出来ない偉大な業績を残して来ただけに、尚更である。明治・大正・昭和と激しい変革が続いたその中を、ただ黙々と走りつづけ、ある時は鹿鳴館通いの人々を、ある時は戦地に向かう兵士達を、そして又戦後の混乱の中を、ただ精一杯ひた走って来た蒸気機関車！本当にごくろうさん！！と心から感謝と声援を送りたい。1970年リリース、SL録音集の決定版！！「ごくろうさん 蒸気機関車 日本縦断録音集」、日本各地の有名ポイントでの蒸気機関車の録音アルバム2枚組。当時の現役機関士、野島富三郎による監修の下、D51（石北本線、宗谷本線、函館本線、室蘭本線、奥羽本線、中央本線、関西本線）、C55（宗谷本線、筑豊本線）、C57 177（室蘭本線、山陰本線）、D52 141（室蘭本線）他、9600、C62、C55、8620、D60、C58など、駅の発着、通過音、車内走行音、機関車の点検の様子、駅の情景など様々な角度から録音されています。更に見開きには、蒸気機関車の歴史、全国国鉄路線図、録音解説、蒸気機関車38676 のポスター付きとなります。実家の整理に協力したところ、このレコードを父親から渡され、メルカリ出品を依頼されました。私も子供の頃、父親と一緒にＤ51が走るサウンドに聞き入った記憶があり懐かしさを感じました。商品の状態ですが、流石に50年も前の代物である為、ジャケットは、表側印刷面に経年によるスレ、見開き内全体的にヤケ（紙が酸化して変色した染み・黄ばみなど）があります。レコード板2枚各両面（Ⅰ～Ⅳ）の状態は、目視確認では大きなキズ、歪みや反りなどはありません。ただし、レコードプレーヤーが無い為、再生の確認は出来ていません。以上の事を十分ご理解の上、宜しければご購入ください。発送のタイミングは仕事の都合で週末を予定しています。また、コメントに対する返信は夜になってしまうことが多いので少々お時間いただきます。嘘偽り無く誠意を持ってお取引させていただきます。梱包も出来る限り丁寧に行い発送いたします。