＊商品について　商品名にもある通り、数学界のノーベル賞ともいわれる、フィールズ賞を受賞された数学者・森重文氏が高校生3年生時に学力コンテストでご活躍されていた時代の貴重な月刊号で、「点数的には森重文氏は“2等”だったが、当時添削を担当された福田邦彦氏が、その解法のあまりの美しさに感動し、”特等“を与えた」という逸話の元となった問題もこの中にあります。　この時代の「大学への数学」は、現在の物と比べ、非常にハイレベルなものでした。それは、学力コンテストの方も同様で、元数学オリンピック団長の数学者・藤田岳彦氏が「この時代の学力コンテストは、現在のものよりも難しかった」と述べられていました。そんな時代に一位を獲り続けるどころか、採点者に、“特等”などという、本来あり得ない賞を与えさせるほど、美しい解法を創造した森先生の才気は計り知れません...。　また、読者の研究室という、当時の大数読者による独創的な解法を紹介する、という記事の中で、同じくフィールズ賞を受賞された広中平祐先生が、「自分が数学の道に進む大きなきっかけの1つ」とおっしゃっていた、当時の広中先生の高校生時代の数学教師・谷川操先生の解法が紹介されており、非常に驚きました。　ヤフオクですら滅多に出回ることのない、1968年から1969年にかけての1年間分(当時は、受験のためか3月号は発行されていなかった模様)。調べるとわかるのですが、この年代の「大学への数学」は“国立国会図書館”にすら所蔵されていないのです.....。　¥110,000迄なら値下げ可能ですので、ご希望の方はお知らせ下さい。【執筆者一覧】寺田文行，井上正雄，石谷茂，河合良一郎，国吉秀夫，根岸世雄，中田義元，本部均，山本矩一郎，石沢敬(山本矩一郎のペンネーム)，佐々木稔(山本矩一郎のペンネーム)，福田邦彦＊状態について全冊パラパラ捲ってみたところ、本文への書き込みは見当たらず、学力コンテストの成績優秀者一覧の中の氏名に赤色ボールペンで下線引きされている号がいくつかありました。ただ、全ページ確認したわけではないので、本文に書き込み等の為された号がある可能性はあります。#自炊　#参考書　#学参　#東京出版 #大数 #大学への数学 #数学 #新数学演習 #新数演 #山本矩一郎