節約 茶道具 菓子噐 祝盆 張貫師 村瀬玄之 作 N o.164

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商品情報

直径225ミリ 高さ約35ミリ張貫師 村瀬玄之 作の祝い盆です。作家による作品です。使用された形跡はなさそうです。独特の技法で作成された品です。私は当初、木をくりぬいた菓子盆と思っておりましたがしおりを見る限り違ったようです。詳細は下記をご覧ください。「和紙ばかりの素軽さと肌にぬくもりの伝わる紙胎漆器です。この張貫技法は、尾張地方独特の技として創造され伝承されました。」さらなる詳細は下記しおりの説明の転記をご覧ください。特に傷や汚れも見受けられません。この品は未使用かと思われますが、長期保管をして参りました。ご覧になる方により、経時変化による色あせ、くすみ、汚れ等、気になる箇所があるかもしれません。ご了承の上、お求めください。以下、添付されている「しおり」の内容です。この品は漆工芸品です。この技法は和紙を数十枚、強靭な「わらび糊」張り重ねよく乾燥して、原型から離脱し、漆塗仕上げしたものです。和紙ばかりの素軽さと肌にぬくもりの伝わる紙胎漆器です。この張貫技法は、尾張地方独特の技として創造され伝承されました。その精緻さは他地方のそれとはひときわ際立つものです。その源は、古く奈良時代、古経典など反古紙を張り、 素地とし器物を作り敬ってきました。 それを証すものとしては、平安時代 作「紙胎彩色華籠 」が愛知県稲沢市、万徳寺にあります。下って江戸時代には、紙細工として全国的にいろいろな技法で武具、生活用具などが作られております。明治大正となり、名古屋の地場産業として「「名古屋一閑張」と称し、全国に一世を風靡した。それが次第に衰退し、太平洋戦争後は全く絶えてしまいました。張貫師 村瀬玄之 は先代と発掘し、源初の技法を忠実に受け継ぎ、茶道工芸の中で、現代に生きる新しいアイデアを加え感性ある作品に蘇生させた一品だそうです。

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